<1台1手>

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片手で弾けるピアノ組曲坪庭の四季」 

新しい曲は下の方へ表示されていきます。

11月『枯葉舞う』

メロディーとアルペジオの伴奏を

どう配分、配置したら片手で弾くのに効果的か試行錯誤しながら書きました。

出来上がったものの印象からこの題名を付けました。

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奏者感想:晩秋のもの悲しさを感じます。

冷たい風が吹く中、コートの襟を立てて、あてもなく歩いています。

中間部は幸せだった過去への郷愁でしょうか。


12月もういくつ寝ると』

12月と云えば年末の大掃除と年明けのお年玉の皮算用をしていたことを思い出します。

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奏者感想:いくつになっても新年を迎えるのはワクワクします。

初春の定番、着物で琴を演奏する人が見えるようです。


1月『明かりが灯る』

万灯会(まんとうえ)を俯瞰している感覚を音にしたものです。

(万灯会は)本来、夏の行事なのですが、

昨今の京都の夏はあまりに暑く、

この幽玄の情景はむしろ別の季節のものとして置き替えた方が良いように思いました。

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奏者感想:最初の6小節は、

山頂から麓に向かって家の明かりが灯っていく(crescendo)と

日が落ちていく様子(diminuendo)との

二つの解釈が出来ます。

7小節目からの16分音符は

穏やかな季節の夜の空気を感じて下さい。


2月『夜明けを待つ小鳥たち』

2月をイメージした曲です。

道路わきの柵に描かれた模様が(車で)通り過ぎる一瞬絵になるのを見て、

こういう事を曲の中でやれないかなと前から思っていました。

「夜明けが近づいてだんだん辺りが明るくなり囀りだけが聞こえていた小鳥の姿がおぼろげに見えてくる」

この感じを和音の羅列の中からだんだんメロディーらしきものが現われて来る事で表現しています。

同じ和音を転回する事でメロディーが出る形にしました。

因みに反転して出て来るメロディーが夕焼け小焼けに似ていますが、特に意図したものではありません。

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奏者感想:最初の3小節は小鳥のさえずり、4小節目の16分音符のパッセージは森の木の葉の動きです。

最後に朝日が差してきます。


3月『芋虫ころころ』

3月をイメージした曲です。

大きな芋虫、小さな芋虫、

これはどんな蝶々になるのかな?

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奏者感想:芋虫が、体を波打って歩いているイメージ

最後は葉を食べきってサナギになる準備でしょうか


4月『蝶々の探し物』

4月をイメージした曲です。

花から花へと飛びまわる蝶々はまるで忘れ物を探しまわっているかのようです。

探し物は見つかりましたか?

教員時代にリコーダーのタンギング練習用に書いてみた二重奏を下敷きにして作りました。

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奏者感想:2頭の蝶々が春の菜の畑を楽しそうに飛んでいる

付点四分音符、八分音符の部分は蜜を吸っている感じ。

最後に高く舞い上がる。


5月『風のとおる道』

5月をイメージした曲です。

随分前の話ですが、クラシックギターの作品公募で知り合ったギタリストの方から、

自作のピアノ小品をいただきました。

無駄な音を使わずスッキリ仕上がったとても良い作品でした。

特に冒頭の部分は、風の中に佇んでいるような感じがして気に入っていました。

今回、風を題材にした小品を書くに当たり、この冒頭の数小節をアレンジして使わせてもらいました。

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奏者感想:頬をそっと撫でるような軽い風、

29小節目からの16小節はもの思いにふける自分の心の動きです。


6月『坪庭に雨は降る』

6月をイメージした曲です。

樋に当たる雨の音、手水鉢に落ちる水の音……

雨の日の坪庭はまるで小さな音楽会です。

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奏者感想:少し肌寒い中、しとしと降る雨で坪庭の草木の緑が濃くなっています。

10小節目、14小節目の3拍目の医者はししおどしの音でしょうか。