<1台1手>

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片手で弾けるピアノ組曲坪庭の四季」 

11月『枯葉舞う』

メロディーとアルペジオの伴奏を

どう配分、配置したら片手で弾くのに効果的か試行錯誤しながら書きました。

出来上がったものの印象からこの題名を付けました。

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奏者感想:晩秋のもの悲しさを感じます。

冷たい風が吹く中、コートの襟を立てて、あてもなく歩いています。

中間部は幸せだった過去への郷愁でしょうか。


12月もういくつ寝ると』

12月と云えば年末の大掃除と年明けのお年玉の皮算用をしていたことを思い出します。

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奏者感想:いくつになっても新年を迎えるのはワクワクします。

初春の定番、着物で琴を演奏する人が見えるようです。


1月『明かりが灯る』

万灯会(まんとうえ)を俯瞰している感覚を音にしたものです。

(万灯会は)本来、夏の行事なのですが、

昨今の京都の夏はあまりに暑く、

この幽玄の情景はむしろ別の季節のものとして置き替えた方が良いように思いました。

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奏者感想:最初の6小節は、

山頂から麓に向かって家の明かりが灯っていく(crescendo)と

日が落ちていく様子(diminuendo)との

二つの解釈が出来ます。

7小節目からの16分音符は

穏やかな季節の夜の空気を感じて下さい。